8月8日午前、当社の100％子会社である江蘇天科合達半導体有限公司（以下、江蘇天科合達という）の炭化ケイ素ウェハー生産拡大プロジェクト第2期の起工式が成功裏に開催されました。江蘇天科合達プロジェクト第2期では生産能力が16万枚追加され、来年6月に完工、同年8月に生産開始される予定で、その際に同社の総生産能力が23万枚に達します。 

起工式は徐州市党委員会、市政府、経済技術開発区管理委員会からの強力な支援を得ました。徐州市党委員会副書記兼市長の王剣鋒氏はがその場でプロジェクトの起工を発表し、徐州市党委員会常務委員で経済技術開発区党工委員会書記の張克氏が起工式のスピーチを行い、徐州経済技術開発区党工委員会副書記で管理委員会主任の臧暁鵬氏が同起工式を主宰しました。北京天科合達半導体股份有限公司（以下「北京天科合達」という）の総経理の楊建氏がプロジェクト状況を紹介しました。

常務委員会の張克氏はスピーチの中で、天科合達江蘇徐州炭化ケイ素ウェハー生産拡大プロジェクト第2期が起工されることは、天科合達社が徐州で事業を展開し続け、力を注いでより大きく成長を成し遂げるための重要な措置であるだけではなく、また徐州経済技術開発区は、強力な大企業を誘致し、半導体産業の質の高い発展を促進するための生き生きとした実践でもあると述べました。2018年、北京天科合達は経済開発区に「炭化ケイ素ウェハーの外国独占を打破する」プロジェクトを展開し、徐州市の第3世代半導体産業の発展に新しい一章を切り開きました。過去5年間にわたり、市党委員会と市政府の強力な指導の下、我々は心のこもったサービスと力を与えるサービスを堅持し、両者は深い友情と高度な信頼を築き上げてきました。

常務委員の張克氏は、経済技術開発区が団結して「起業家を家族として扱い、企業のことを家族のこととして扱う」という理念をさらに強化し、科学的に計画・整理し、品質と安全というボトムラインを厳守しながら、計画通りにプロジェクト第2期の工事を全力推進し、同プロジェクトが予定通りに完工できることに務めると示しました。また、徐州経済技術開発区は、天科合達が引き続き同区に根を下ろして投資し、100万枚エピタキシャルウェハープロジェクトの第3期の展開を加速させ、徐州における完全な第3世代半導体炭化ケイ素産業チェーンの構築に新たな原動力を注入し続けることも期待しています。

総経理の楊建氏は、徐州市と徐州経済技術開発区は常に起業家を大切なものとして扱い、ビジネスの発展を促進・強化し、企業が抱えている悩み事を真剣に考え、企業への配慮が隅々まで行き届いており、企業が直面している難題の解決を支援しているため、天科合達社が投資を継続する自信と決意を強めたと述べました。生産拡大プロジェクト第2期が起工されることは、天科合達が炭化ケイ素市場での地位を固めるための堅固な基盤が築かれました。天科合達は炭化ケイ素基板材料業界に焦点を当て、徐州市が完全な第3世代半導体炭化ケイ素産業チェーンを構築し、江蘇省、さらには中国における第3世代半導体技術の高品質な開発センターとなるよう後押しします。